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会話文だけ [実践開発]

 
 ◆会話文だけ

 音読練習の際、会話文だけを読ませる。
 地の文に書かれていることを、会話で表現する。
 これが、おもしろい。

 
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連動の授業 [実践開発]


  「連動」の授業を始めた。
  初の試みである。
  各ユニットに共通する点に着目する。
  それをキーワードにする。
  たとえば、「コントロール」。
  
  わがクラスは、リコーダーが下手である。
  吹けない…
  それ以前に、音がきたない。
  無造作に、ただ音を出しているだけ。
  息をコントロールしていないのだ。
  「いきがよくない」のだ。
  「息」を「意気」へ。
  「息息」を「活き活き」へ。
  
  息の入れ方を教える。
  教わっても…やり方を知っても…
  できない子が多い。
  ・歯の間から、スーッと息を出す。
  ・最初に強く出さない。やさしく出す。
  ・「トゥーー」といいながら出す。
  具体的にいっても、できない。
 
  のどだけで出しているからだ。
  腹から出さないと、声はコントロールできない。
  →腹式呼吸の必要性。
 
  1音だけ吹かせる。
  「ド」。
  私が吹いてみせる。
  子どもたちが出す音とは、別音。
  きれいな音である。
 「違いがわかりますか?」
  無造作に吹いたときの音。
  コントロールして吹いたときの音。
  比較させる。
  これがわからなければ、耳が育っていない。
  幸い、「違いがわかる男」「違いがわかる女」だった。
  
  一人ずつ、吹かせる。
  いい場合は、コメントする。
  
  息のコントロール。
  1音だけでも、難しい。
  多くの子は、できない。
  今まで雑だったので、へんな癖がついている。
 「別に、いいんじゃないの」
  と思っている子もいるだろう。
 
  表現読み。
  『大造じいさんとがん』
  じいさんの台詞をいわせる。
  「しめたぞ」がいえない…
  間が抜けた台詞になる。
  解釈を話す。
  説明する。
  しかし…できない。
  表現の難しさは、「わかる」と「できる」は違うことだ。
  わかっても、できない。
  見本を見せても…できない。
 
  ここで、角度を変えることにした。
  「サ行」の発音指導をしたのである。
  歯の間から、切るように音を出す。
  「さ」の場合、「すぅーさっ」という感じで出す。
  「しめたぞ」には、「し」と「ぞ」2音ある。
 
  サ行の発音練習。→「し」「めた」「ぞ」とわけて練習。
  「しめた」「ぞ」とわけて練習。
  「しめたぞ」とつなげて練習。
 
  間が抜けた台詞が、ぐんとよくなった。
 
  リコーダー。
  ある曲の冒頭部分だけを、練習させている。
  基礎の基礎、基本を教える。
  「ドシソラララミー」
  このフレーズに、基本すべてを入力中。
  一番は、息の入れ方。
  次は、押さえ方である。
  「ミ」がきちんと押さえられない子が多い。
  単独ではできても、他音→ミができない。
  音が変になる。
  ラ→ミは、できない子にとってハードルが高い。
  3つの指を使うから。
  それがうまく動かない。
  ステップを入れないと、できない子はできない。
  ファ→ミ。
  ファ→ミは、指1本だけを動かす。
  右中指だけに集中できる。
  ファ→ミができるようになるまで、練習する。
  ・音を出さず運指だけ。
  ・音を出して。
  両方行う。
  音がよくなったら、ソ→ミの練習。
  右人差し指を加える。
  2本同時に動かす練習。
  できるようになったら、ラ→ミ。
  左の薬指を加える。
  3本指が連動し、同時に押さえないと変な音になる。
  このように、ステップを踏んでいくことが大切。
  ステップを踏めば、できない子もできるようになる。
 
  表現読み、リコーダー(息の入れ方、運指)。
  共通するのは、コントロール。
  雑にやらない。
  ていねいに、調整して。

 
  ・表現読み
  昨日の復習。
  サ行の発音を意識して読む。
    ↓
  ・ストーリーテリング
  昨日の復習。
  つなげて読んでみる。
    ↓
  ・表現読み
  それぞれの文を表現して読む。
  遠い感じを出す。
  大造じいさんの決意をあらわす。
  すごいスピードで近づいてくる感じを出す。
  などなど。
    ↓
  ・ストーリーテリング
  どこで息をするか、考えて読む。
  といっても、考えられるものではない。
  息継ぎなしで読ませる。
  最初に息をして、最後まで読む。
 
  次は、一息。
  どこで息をするか。
  考えながら、練習する。
  「ここ」という箇所を見つける。
  二息。
 
  何回息をするか。
 
  どこで、息をするか。
 
  「か」と板書。
  書き方を示す。
  一画ずつ、区切って書く。
  区切らず、つなげて書く。
  ※書かないときの筆の運びを見せる。
 
    ↓
  ・表現読み
  何回息をするか。
  どこで息をするか。
  考えながら、練習。
  息に意識が行くと、サ行の発音がだめになる。
  発音に対する意識が、薄くなるからである。
  2つを同時に意識するのは、難しい。
  ●つを同時に意識→●つを同時に無意識に意識。
  遙か彼方のことだ。
    
    ↓
  ・リコーダー
  どこで息をするか。
  まあ、短いフレーズなので一息か?
  
    ↓
  ・ストーリーテリング
  「つなぎ」を考えて読む。「リズム」を考える。
    ↓
  ・表現読み
  その文のリズムを考えて読む。
    ↓
  ・ストーリーテリング
  「リズム」+強弱、緩急。
    ↓
  ・リコーダー
  「リズム」
 
  こんな感じで指導していく。
 
  ◆漢字100問テスト
  今日は、全部できた子が2人いた。
  ようやく、100問達成である。
 
  ◆書き初め練習
  本番を想定しての練習。
  紙の大きさを確認。
  B4版わら半紙2枚+6センチ。
  いつも練習している字の大きさでよい。
  幅も同じである。
  字の太さは、同じぐらいでよい。
  ・本番を意識しての練習。
  ・名前の練習。
 
  個別指導をする。
  実際に手を取って教えないと、上達しない。
  聴きにきた子には、さらに教える。
 
 

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モチベーション維持、アップ [ポイント]


 杉渕です。

 実践を始めたが…
 途中でやめてしまう。
 続かない。

 こういう話を、よく聴きます。

 効果が出るまで続けないと、意味がありません。
 教師も子どもも、途中でやめてしまうことが多いです。

 継続するには、どうしたらいいでしょうか。

 今回紹介するのは、リレーの指導です。
 ※運動会 リレーの選手の指導。

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 ◆朝のリレー
 リレーの朝練。
 グランドコンディションがよくない。
 トラックに、水たまりあり。
 小雨がぱらついている。
 子どもは、意識は真っ二つにわれている。
 ・やりたい!
 ・やりたくない…

 ★やりたい!
 昨日のレースは、不本意だった。
 休んだ子がいた。
 パスでミスをした。
 だから、今日もう一度やりたい。

 ★やりたくない…
 ・校庭の状態がよくない。
 ・小雨が降っている。
 ・涼しすぎる。
 ・先生のギャグが寒い。

 ということで、もう一人の担当に提案する。

 いつもは、2チームでタイムを計っている。
 競争相手は、1チームのみ。
 今日は、本番と同じように競争相手は3チーム。
 ゾーンが、混雑する。
 その中で、いつものようにパスができるか。
 初の体験である。

 子どもたちは、集中した。
「雨…」
 といっていた子も、雨のことを忘れて走った。

 このように、毎回変えることが必要。
 バージョンアップといってもいい。
 同じことをくり返していると、モチベーションが下がってくる。
 子ども自身が工夫することは、難しい。
 ※今の段階では。

 そこで、教師がバージョンアップをはかる。
 刺激を与えるのだ。
 ・バトンを落とした子がいる。
 ・走る順番を間違えた子がいる。
 
 しかし…モチベーションは高かった。


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組み立て体操の基本 [ポイント]

 
 組み立て体操の基本
 ●基本
 いくつか、基本を教える。
 子どもたちの認識を変える。
 ・技と技の間
 ほとんどの子は、無防備になる。
 技が終わって次の技に入る前、氣を抜いてしまう。
 出ている間は、すべて演技。
 氣を抜いてはいけないのだ。
 
 ・先の意識
 指先、つま先を意識する。
 
 ・中心から
 体幹から、動かす。
 手が動くのは、最後。
 
 ほとんどの場合、子どもたちはできていない。
 いや、知らない。
 知る→認識する。
 
 上記のことを認識すると、がらっと動きが変わる。
 
 私が見本を見せる。
 わがクラスの代表にモデルをやってもらう。
 言葉だけでは、わからない。
 
 たとえば、V字バランス。
 足を上げていくのに、5~10秒かける。
 下ろすときも、同様。
 ゆっくりやると、ごまかしがきかない。
 ゆっくり動かす練習をする。
 かなりきついトレーニングになる。
 ・深呼吸の動き
 ・バランス(飛行機)
 ・腕立て伏せ
 ・腕立て伏せバリエーション 各種
 足を上げたり、手を上げたりする。
 ・肩倒立
 ・その他
 
 ・倒立
 手首と肩の位置が問題。
 できない子は、手首の位置より肩の位置が後ろになっている。
 
 説明のとき、待っているときも指導を入れる。
 「すべてが演技」
 


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自ら動くとき [ポイント]


  自ら

 給食
 自主当番制。
 子どもたちの様子を見ながら、動く。
 教師が一番働く。
 準備に、時間がかかった。
 ・減らし
 ・増やし
 など、杉渕学級のシステムを教える。
 ・完食
 ・御美
 についても、教える。
 オレンジが出たので、ゴミを御美に変える。
「きれい!」

 ゴミが御美に変身するところを見せると、イメージができる。

「やりたい!」と思わなければ、子どもは動かない。

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やらないとわからない [認識を変える]


 やった人のみがわかる

 子どもたちに、映像を見せる。
 杉渕学級(2011)の映像を見せる。
 ・あいさつリレー
 ・ひと班学(あいさつ、返事)
 自分たちが、少しやってから見ると、違って見える。
 やらない子には、簡単に見える。
 やった子は、すごさがわかる。

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水泳指導の基本 [指導]


  ◆水泳
 
  ★基本
  水慣れのとき、指導させてもらう。
  蹴伸びの姿勢で浮く。
  これだけである。
  最初は、5秒。
  7秒、10秒と長くしていく。
  ※息継ぎしてもよい。
  15秒、30秒。
  脱力と呼吸がうまくないと、30秒浮くことはできない。
 
  基本トレーニングのとき、ちょっと指導する。
  蹴伸びの基本姿勢。
  あごのひきかたが、甘い。
  そのため、頭が起きる。
  頭を耳で挟むようにする。
 
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夏の授業セミナー [発信]

 
   夏の授業セミナー
 
  7月に入ります。
  七夕は、「夏の授業セミナー」です。
  みなさんの参加を、お待ちしています。
 
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   夏の授業セミナーin東京
 
  日時  7月7日(土)13:30~16:40
 
  場所  中野サンプラザ  8階研修室
      (JR中央線中野駅下車 徒歩2分)
 
  参加費 1500円
 
  講師  杉渕鐵良
 
  申込み
  日本標準教育研究所
  問合せ
  03-3334-2620(担当:佐藤・森本)
 
  WEBでの申し込み
 
 http://www.nipponhyojun.co.jp/seminar/detail120707_01.html
 
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  ◆内容
 
  シアター 13:30~14:00
 
  ●杉渕学級の映像
   ・楽習
   ・指名なし発言
 
  ●講座1  14:00~15:00
 
   生き生き伸び伸び学級づくり
 
   ・学級づくりの基本
   ・個を育てる・小集団を育てる・学級集団を育てる
   ・7月の学級づくり
 
  ●講座2  15:10~16:10
 
   すべての子どもを伸ばす授業づくり
 
   ・ユニット授業(指名なし発言 編)
   ・一文解釈
   ・表現&解釈
   ・指名なし発言
 
  ●Q&A  16:20~16:40
 
  ★懇親会  17:10~
 
 
 
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教育フォーラム [発信]


   「教育フォーラム」のお知らせ
 
  6月2日(土)、教育フォーラムが開催されます。
  『教師のチカラ』の編集委員が、一堂に会するイベントです。
  ・編集委員による講座
  ・若手教師による実践報告
  ・執筆者と読者との交流
  ・Q&A
  など、盛りだくさんの内容です。
  授業の映像もあります。
 
  みなさん、参加してください。
 
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  子どもを「育てる」教師のチカラ
 
    教育フォーラム in 東京
 
  主催:「教師のチカラ」編集委員会 NPO日本標準教育研究所
 
  ◆子どもを育てたい、子どもを伸ばしたい教師がつながる元気の出る
 フォーラムです。「教師のチカラ」編集委員と交流し、ともに教師のチ
 カラを高めあっていきましょう。
 
   日時 2012年6月2日 (土) 13:00~17:00
   会場 中野サンプラザ 8階 研修室1
      ( JR中央線中野駅下車 徒歩2分 )
   参加費 3,000円 (当日、会場でお支払いいただきます)
   定員80名 
  ☆終了後、懇親会を予定しています。
 
  ★プログラム (コーディネーター 杉渕鐵良先生)
   《講座1》 金 大竜先生(大阪市 小学校教師)
 
   《講座2》 鈴木健二先生(愛知教育大学 元宮崎県小学校校長 )
 
   《講座3》 深澤 久先生(群馬県 元小学校教師)
 
   《参加者との交流の時間》
  神藤晃先生 金大竜先生 杉渕鐵良先生 鈴木健二先生 深澤久先生
 
 
  申込み http://www.nipponhyojun.co.jp/seminar/detail120602_01.html
 
 
 
 
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講座のお知らせ [発信]

 11月12日(土)、授業セミナーがあります。
 このセミナーの特徴は、杉渕学級最新映像が見られることです。
 格安(1500円)です。
 当日枠として、申し込みを受け付けます。
 ※→tecyan@sannet.ne.jpまで。

 どなたでも、参加できます。
 よろしかったら、来てください。

 ●杉渕学級特典映像
 映像を見ると、いろいろなことがわかります。
 子どもの表情、スピード、リズム、テンポ、雰囲氣など。
 解説者ありです。

 ●学級創り
 「個と集団」を、どう育てるか?
 11月は、分岐点。
 大切な時期です。
 基礎・基本を学び、学級創りを進めましょう。
 「ほんのわずかな違い」が、決定的な差を生みます。
 学級が崩壊するか、すばらしくなるか。
 ごくわずかな違いなのです。
 教師の力量以前の問題があります。
 ・発想
 ・考え方

 ●授業改造
 「一人残らず力を伸ばす」授業を提案します。
 発想が違います。
 授業の密度が、違います。
 子どもが、集中します。
 子どもに、力がつきます。
 新しい授業を、してみませんか。

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  ◆秋の授業セミナー in 東京

 講師 杉渕鐵良

 日時 2011年11月12日(土) 14:00~17:00

 会場 中野サンプラザ 8階第1研修室
           ( JR中央線中野駅下車 徒歩2分 )

 参加費 1,500円

 内容 ≪子どもも教師も生き生きする楽習を!!≫

 14:00~14:40 シアター“杉渕学級”

 14:45~15:30 講座1 生き生き♪伸び伸び♪学級づくり

 15:35~16:20 講座2 子どもが集中する, 全力を出す授業づくり

 ☆終了後、懇親会(自由参加)を予定しています。

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自分流の教育創りを進めていきましょう。

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