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見えない蓄積 計算編 [見えない教育]

   
    見えない蓄積 計算編 その1
   
    山口小学校を知っていますか。
    「クローズアップ現代」で取り上げられました。
    「総合」オンリーの中、「基礎学力」をメインに実践しています。
    すごいレベルだと思います。
    
    特にすごいのが、100題わり算(あまりのあるわり算)です。
    速い子は、1分40秒くらいです。
    ほとんどの子が、2分を切ります(6年生)。
    圧倒的な力です。
    あまりあるわり算、 100題 2分を切る。
    驚異的な速さです。
   
    ビデオを見せたところ…
    子どもたちは、はやくも戦意喪失
    あまりの差に愕然としています。
    私の学級も、けっこういいレベルです。
    三色筋肉(100マス計算、たし算、ひき算、かけ算の連続)
    でほとんどの子が6分切りますから。
    速い子は、300題3分を切ります。
    全国レベルです。
    その子たちにして…
   
   「同じ人間、やればできる」
   「先生は宇宙人だからな」
   「速すぎるよ」
   
    1学期の終わりから取り組み始めました。
    100題わり算への挑戦です。
    100題はとても無理です。
    10題から始めました。
    制限時間は30秒にしました。
   
    実態調査です。
    しかし、30秒でもできません。
    1問目につっかかり、固まってしまう子もいました。
   「わり算は難しい」
    私もそう思いました。
   
    20年近い教師生活。
   「100題わり算」はやらせたことがありません。
    私にとっても初挑戦です。
    あまりもできないので、これは苦戦するぞと思いました。
   「同じ人間、やればできる」
   
    子どもにやらせる前に、私自身が練習することにしました。
    あまりのあるわり算は、高度です。
    たし算、ひき算、かけ算をマスターしていないとできません。
    それも、パッとできないと話になりません。
    子どもができないのは無理ありません。
    私ができないのですから。
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