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休み明け 立ち上げの期間 初日 [実践]

  
 夏休み明け 初日

 2学期スタート。
 ※A小は、二期制。
  正しくは、「前期後半」スタート。

 今日も、暑い。
 教育界を熱くしたいのだが…
 温暖化の逆をいっている。

 先日、ある教育セミナーに参加した。
 愕然とした。
 ここまでレベルダウンしているとは…
 予想以上だった。
 これは、はやく手を打たないととんでもないことになる。
 『教師のチカラ』の教育運動は、ますます重要になってきた。
 今こそ、新しい教育運動が必要である。
 今こそ、「教育維新」である。
 派閥というくだらない枠を超え、教育界をよくしよう。
 「子どもを伸ばす」「子どもを育てる」
 シンプルだが大切なこと。
 教育の原点であること。
 ここに集中して、運動を展開していこう。

 電車の中で、教材研究。
 メインは、講座の準備。
 初日の授業構想は…
 大まかなものはできている。
 あとは、子どもを見てから考える。
 子どもの状態を見て、授業を組み立てる。

 学校到着。
 昨日休んだ分、仕事がたまっている。
 学校というところは…
 余計な仕事が多い。
 「子どもを伸ばす」「子どもを育てる」
 ことに直結しないことが、ほとんど。
 これを、逆にしたらどうだろう。
 分析、改善プラン…
 分析しなくても、わかっているのではないか。
 プランが合っても、具体レベルまで下ろさないと…
 使えない。

 ◆朝会
 マイクの調子がおかしいとのことで、放送朝会になった。
 ものすごく暑いので、その方がいいだろう。
 ある学年は、すでに並んでいた。
 すばらしい。
 ※床改装工事のため、机イスがない(笑)

 教室へ。
 廊下の窓、教室の窓が開いていない。
 エアコンのスイッチも入っていない。
 それどころか、電氣もついていない。
 すごくレベルが落ちている。
 子どもの顔を見ると…
 死んでいる。
 ※暑さのせいもある。

 きていない子が3人。
 ※遅刻してきた子、そのうち1人。

 ◆放送朝会
 放送朝会がはじまった。
 放送朝会でも、立たせる。
 きちんと、礼をさせる。
 当然のことを、きちんとさせる。
「おはようございます」
 のあいさつも、全力で。
 ・校長先生の話
 ・転入生の紹介
 ・看護当番の先生の話

 今週の目標を掲示する。
「生活のリズムを整えよう」
 全員で読ませる。
 意味を問う。
 トップの子が、答えられない。
「わからないときは、『わかりません』というんです」
 その後、「わかりません」の連続。
 最初の子は、考えてわかりません。
 次からの子は、考えずに「わかりません」。
 違いは大きい。
 途中、2人が意見を述べたが…
 ピントがずれている。
 受験する子に聴く。
「あなたは、受験の面接でも『わかりません』というのですか」
 本当にわからないのではないので。

 わからなくても、「こうではないか」
 予想を述べる。
 など、できるはずなのだが…
 できない。

 冷房は、まだ効いてこない。
 温度計を見ると、37度と38度の中間。
 思うところがあり、温度計に触ったのだが動かない。
 普通なら、温度が上がるのだが…上がらない。
 子どもたちに温度を教えると、
「うそだ」
 という子がいた。
 ※先生が触っているから、温度が上がるとおもっている。
「触ったんだけど、上がりませんよ」
 実際に見せる。
「本当だ」
 何氣ないやりとりだが…
 教育の大切なポイントが、かくされている。
 ・休み前なら、私のいうことを信じていた。
 ・「うそだ」とはいわず、確かめた。
 これができなくなっている。
 元に戻っている。
 実際見せることで、信じる。
 私の言葉は信じないが、事実は信じるのである(笑)

 さすがに、室温37度以上は厳しい。
 ※実力ある子は、この限りにあらず。

 学校では、水筒を持ってくることを禁止している。
 学校の水道でよいとの考え。
 しかし…暑すぎる。
 ぬるい水を飲んでも、しゃきんとしないのではないか。
 ちなみに、私はビールを飲むとシャキッとする(笑)

 ◆教師の話
 「生活のリズムを整えよう」について。
 教室の温度が下がるまでの、つなぎである。
 ところどころ、子どもに考えさせる。
 子どもからは、
 ・朝ご飯をしっかり食べる
 ・あいさつする
 ・朝早く起きる
 ・勉強する
 などが、出された。
 ほとんどの子は、夏休みのリズムのまま。
 学校のリズムにするには、まず、朝早く起きること。
 そのためには、早く寝ること。
 
 朝ご飯をしっかり食べる。
 ・体のご飯
 ・心のご飯
 ・頭のご飯
 これを「三飯」という。
 子どもたちの認識は、「体のご飯」だけ。

 教室の温度が、少し下がってきた。
 といっても、36度(笑)
 まだ、体温なみ。

 ◆班学
 班で学習。
 プログラムを、1からつくっている…
 ある程度やってから、新しいものを考えるように言う。

 ◆班学 2

 ◆ひと班学
 あいさつ、返事が終わったところで…
「全力を出しましたか?」
 全員が挙手。
 「全員」が手を挙げたのはよい。
 しかし…それぞれ規準が甘くなっている。
 「甘くなる」のが、夏休み明け。
 今回は、教師の線で判断。
 やりなおさせる。
「班で練習しましょう」

 あいさつ、返事、その他。

 「出ていく汗」と「出す汗」
 は違う。
 板書する。
 ・出ていく汗
 ・出す汗

 朝の教室、だらだら汗をかいている子どもたち。
 汗をかいても、スッキリしない。
 よけいにだらだらする。
 これが、「出ていく汗」。

 「出す汗」とは、自ら汗を流すこと。
 こうすると、熱中症にはならない。
 毒が出ていくのだ。
 夏休みたまった毒素が流れ出していく。

 
 授業が進むにつれ、子どもが変わってくる。

 「変わってきた子」を見て、授業を変える。

 つまり、瞬間瞬間、授業を変えるのである。

 これが、説明しにくい。
 指導案では、書けない部分だ。
 リアルタイムで修正、変更していく。
 1回限りのことである。
 二度と、同じものは生まれない。
 それが、「生きた授業」である。

 室温、35度。


 ◆「なんこれ」の取り組み
 「なんこれ」とは、「なんのこれ式!」の略。
 九九の反対である。
 (例)
 63=7×9、9×7
 九九ができる子も、逆となると難しい。
 九九が苦手な子は、もっとできなくなる。
 「なんこれ」をマスターすると、波及効果がある。
 どんな?
 それは、実践して体感していただきたい。

 今日は、レベルを落とす。
 6つのブロックにわける。
 A 1~10 (25題)
 B 12~20(17題)
 C 21~30(13題)
 D 32~40( 9題)
 E 42~49( 7題)
 F 54~56( 4題)
 G 64~81( 6題)

 ブロックごとに、タイムを計る。
 10マス計算のような感じである。
 こうすると、どこが速くどこが遅いかよくわかる。
 分析→認識に持っていく。

 3回くり返した。
 全部いっぺんだと、スタミナがいる。
 集中力が持続しない子もいる。
 休み明けの状態なので、負荷を軽くする。

 できない子は、これでもできない。
 サッと答えが出てこないのである。

 「なんこれ」も、子どもを見ながら組み立てていく。
 子どもの変化を見ながら、授業を変えていく。
 ここぞというところで、一氣にいく。

 最後は、通してやらせる。
 トップレベルは1分。
 遅い子は、2分かかった。

 ◆10分休み
 水曜時程。
 中休みは、10分。

 ◆新しい次元に向けて
 新たな次元に向けて、あることを教える。
 秘密(笑)
 すぐできる子と、そうでない子がいる。
 感覚の問題。
 ヒントは、「言葉でなく」

 私の自己鍛錬法を教える。
 覚えて使えるようになったら、一生の財産となる。

 講座で、この話もしたいと思う。
 聴きたい方は、ぜひ、28日大宮へ。

 室温、34度。


 ◆10マス計算
 1列ずつ行う。
 やはり…落ちる子は落ちている。
 見事なくらいに、できなくなっている。
 レベルが高い子は、それほど落ちない。
 落ちる子は、まだ一定の線に達していなかったのである。

 本日の学習は、
 ・リハビリ
 ・次への布石
 の両方。

 室温、33度。

 教育界の温度、マイナス20度。

 ◆給食
 ある子の意識が高かった。
 おわるやいなや、さっと配膳台を取りに行った。
 
 全体的に…休み明けとは思えない。
 休み明け初日としては、かなりよい。

 ごちそうさまも、定刻にできた。
 冷凍ミカンの皮も、きれいにむいていた。
 牛乳パックのたたみ方も、まあまあ。

 全体的によかった。

 ◆掃除
 スタミナ切れした子は、動きが鈍い。
 しゃべる子もいる。
 こういうところに、休み明けが出る。

 とはいえ、初日にしてはまあまあ。
 かなり、布石を打った。
 明日から、どうなるか?

 授業再開。

 午後は、会議の連続。
 ・校内研究会 分科会
 ・学年会
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自分流の教育創りを進めていきましょう。

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