算数の授業 [実践]
◆算数
『計算のきまり』最後の問題。
いくつか問題をやらせたあと、最後の問題を出す。
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┃ わり算の反対は、いつもかけ算である。○か×か。 ┃
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○と×に意見がわかれる。
それぞれ、自分の考えを書く。
↓
○の子は、教室後ろに集合
×の子は、教室前に集合
意見の交換をする。
「あっ、やっぱり意見を変える」
「ぼく、×にする」
短時間のうちに、○派全員が×派になった。
証明の仕方を教える。
合格した子は、講師になる。
わからない子に教える。
教え合いが始まる。
「教える」ことは、一番の勉強である。
能力をフル動員しないと、できない活動である。
「教える」を意識するようになると、力は飛躍的に伸びる。
教わる方も、勉強になる。
たいていの場合、途中で、
「ああ、そうか」
とわかる。
友だちのありがたさを実感するようになる。
苦戦している子どもたちもいる。
「なんとかして、わかってほしい」
「なんとか、わかりたい」
教える側、教わる側、両方が真剣である。
まとめを書く。
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